カフェにおすすめのPOSレジ8選|機能・費用・選び方を徹底解説

POSレジ

おしゃれな空間づくりやこだわりのメニューだけでなく、スムーズな会計対応もカフェの満足度を左右する大切な要素です。

近年はキャッシュレス決済やテイクアウト需要の拡大により、従来のレジでは対応しきれない場面も増えています。POSレジを導入すれば、日々の会計業務を効率化できるだけでなく、売上データを活用した改善にもつなげやすくなります。

ただ、どのPOSレジを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カフェ向けPOSレジに必要な機能や選び方、おすすめサービスを比較する際のポイントをわかりやすく紹介します。

カフェにPOSレジが欠かせない理由

カフェはモーニングやランチタイムに来客が集中しやすく、ピーク時の会計スピードが回転率に直結します。従来のレジスターと違い、POSレジはメニューをタッチ操作でワンタップ登録できるため、会計の速度と正確性を大幅に高められます。

中小企業基盤整備機構の市場調査(2024年)によると、喫茶店・カフェユーザーは全体の78.2%にのぼり、カフェは生活に根づいた業態となっています。競合が多い市場で差別化と収益向上を図るには、売上データの活用と業務効率化が欠かせません。POSレジはその基盤となるシステムです。

参考:市場調査 喫茶店(カフェ・コーヒーショップ)(2024年版)|中小企業基盤整備機構

カフェ向けPOSレジに必要な機能

カフェには飲食業全般に共通する機能に加え、業態特有のニーズがあります。導入前に確認しておくべき4つの機能を整理します。

メニュー管理のしやすさ

カフェではホットとアイスの切り替え、サイズ変更、トッピングの追加など、細かなカスタマイズ注文が頻繁に発生します。メニューをカテゴリ別に整理し、直感的にタップして選択できる設計のPOSレジを選ぶと、スタッフの習熟スピードが上がります。

季節メニューの切り替えをまとめて更新できる機能があると、多店舗展開の際にも運用が楽になります。

キャッシュレス決済への対応

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済(PayPay、LINE Payなど)への対応は、現在のカフェ運営において必須です。対応決済の種類が多いほど決済手段の不足による機会損失を防げます。

POSレジと決済端末を一体で選ぶと、会計フローがシンプルになり、スタッフの操作ミスも減ります。

売上・時間帯分析

時間帯別・商品別・曜日別の売上データを確認できる機能です。いつ来客が集中するか、どのメニューが売れているかを数値で把握することで、人員配置やメニュー構成の見直しに活かせます。

カフェ特有の「午前はコーヒー単品、昼はランチセット」といった傾向をデータで確認できると、オペレーション最適化のスピードが上がります。

テイクアウト・モバイルオーダー対応

テイクアウト注文には、軽減税率(8%)とイートイン(10%)を自動で切り替えられる税率設定が必要です。

モバイルオーダーに対応したPOSレジを選ぶと、スタッフの負担を抑えながらピーク時の処理能力を高められます。テイクアウト専業の小規模カフェから、カウンター席のある本格カフェまで、業態に合った対応範囲を事前に確認しましょう。

カフェ向けPOSレジの選び方

カフェのPOSレジ選びでは、店舗規模・デザイン性・費用の3点を軸に絞り込むとスムーズです。

店舗規模・席数で選ぶ

1人で運営する小規模カフェやコーヒースタンドでは、AirレジやSquare POSレジ、STORES レジのような無料〜低コストのシステムが適しています。

10席以上の中規模カフェや複数スタッフで運営する店舗では、オーダーエントリー機能や勤怠管理と連携できるスマレジ・ユビレジ・USENレジ FOODが有力です。

複数店舗を展開するカフェチェーンには、本部管理機能が充実したPOS+やCASHIER POSが候補になります。

デザイン性・設置スペースで選ぶ

カフェはインテリアの雰囲気がブランドの一部です。タブレット型のPOSレジはコンパクトでスタイリッシュなものが多く、カウンターに設置しても店内の空間に馴染みやすい点がメリットです。

iPadやAndroidタブレットをベースにしたシステムであれば、スタンド設置・壁掛け・持ち運びと設置の自由度も高くなります。

費用体系で比較する

POSレジの費用は「月額料金」「初期費用(端末・設定)」「決済手数料」の3つで構成されます。AirレジやSquare POSレジは月額基本料が無料で決済手数料のみで始められ、初期コストを抑えたい場合に向いています。

月額料金があるプランはオーダーエントリーや分析機能が充実する傾向にあるため、必要な機能と費用のバランスを見極めて選びましょう。

カフェにおすすめのPOSレジ8選

ここでは、カフェの運営に適した8製品を、機能・費用・特徴の観点から紹介します。

名称月額費用主な特徴提供元
スマレジ無料〜(プランにより異なる)多機能・高拡張性株式会社スマレジ
Square POSレジ無料(決済手数料3.25〜3.75%)小型端末・シンプル料金Square株式会社
Airレジ無料初期費用・月額無料株式会社リクルート
ユビレジ6,900円〜多機能・充実サポート株式会社ユビレジ
POS+ food要問い合わせ多機能・365日対応サポート・継続アップデートポスタス株式会社
USENレジ FOOD要問い合わせ飲食業特化・簡単操作株式会社 USEN
STORES レジ無料〜(スタンダードプラン3,300円〜)商品管理・EC連携・売上分析STORES 株式会社
blayn要問い合わせコンパクト端末・シンプル操作ブレイン株式会社

スマレジ

引用元:https://smaregi.jp/
項目内容
主な機能在庫管理・商品管理・顧客管理・データ分析
月額費用無料
対応決済Air PAY連携でクレジットカード・電子マネー・QRコード
おすすめポイント月額・初期費用ゼロで始められる

スマレジは、飲食店向け機能を幅広く備えたクラウド型POSシステムです。カフェ向けのプランでは、POSレジに加えてモバイルオーダーを標準搭載し、お客様のスマートフォンから注文を受け付けられます。

テーブル管理やイートイン・テイクアウトの税率切り替え、キッチンへのオーダー伝達まで一元化できる点も強みです。商品登録は最大10万点まで対応し、カテゴリ分けやオプション設定も柔軟に行えます。

売上分析機能では時間帯別・商品別・曜日別の傾向を把握でき、ピーク時の運営改善やメニューの見直しに活かしやすいでしょう。勤怠管理や在庫管理との連携も可能で、注文受付から会計、分析までまとめて運用したいカフェに適した製品です。

複数店舗への展開を見据える場合や業務全体の見直しを考えているカフェにもおすすめです。

Square POSレジ

引用元:https://squareup.com/jp/ja
項目内容
主な機能在庫管理・商品管理・顧客管理・データ分析
月額費用無料(決済手数料3.25〜3.75%)
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード
おすすめポイントコンパクトな端末とシンプルな料金体系

Square POSレジは、固定費を抑えながら導入しやすいクラウド型POSレジです。商品登録や売上確認、顧客情報の管理といった基本機能を無料で使い始められます。必要に応じて従業員管理や在庫管理などを追加できるため、店舗の規模や運営体制に応じた構成にしやすいでしょう。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など幅広い支払い方法に対応しており、キャッシュレス利用が多い店舗にも適しています。テイクアウトとイートインの税率切り替えにも対応しているため、店内利用と持ち帰り販売を並行するカフェにも向いています。

端末まわりの見た目もすっきりしており、カウンターの雰囲気になじみやすい点も魅力です。無料から始めて必要な機能を後から加えやすく、開業直後のカフェでも比較的無理なく検討しやすいでしょう。

Airレジ

引用元:https://airregi.jp/
項目内容
主な機能在庫管理・商品管理・顧客管理・データ分析
月額費用無料
対応決済Air PAY連携でクレジットカード・電子マネー・QRコード
おすすめポイント月額・初期費用ゼロで始められる

Airレジは、無料で導入しやすいクラウド型POSレジです。iPadアプリで利用でき、商品管理・売上集計・顧客管理・レポート確認といった基本機能を備えています。

定番メニューから季節限定商品まで登録しやすく、操作もわかりやすいため、スタッフ教育に手間をかけにくいカフェにも向いています。

Air PAYと連携すれば、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済にも対応可能です。売上は日別・商品別・時間帯別で確認でき、混雑時間帯の把握やメニュー改善にも役立ちます。

複数店舗管理にも対応しており、開業初期に費用を抑えながら運用を始めたい店舗にも検討しやすいでしょう。サポート体制に関する案内も充実しており、初めて導入する場合でも不明点を調べながら進めやすい点も強みです。導入後も運用を続けやすいでしょう。

ユビレジ

引用元:https://ubiregi.jp/
項目内容
主な機能売上管理・顧客管理・店舗管理・データ分析
月額費用6,900円〜
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード
おすすめポイント飲食業向け機能の充実度とサポート体制

ユビレジは、シンプルな操作性と手厚いサポートを備えたiPad対応のクラウド型POSレジです。カフェや喫茶店を含む多業種で導入実績があり、メニューのカテゴリ登録やサイズ違い・トッピングなどのオプション設定を直感的に行えます。

時間帯別・商品別の売上分析や顧客管理にも対応しており、常連客の傾向把握や再来店促進に活用しやすい点が特徴です。ハンディオーダーやQRオーダー、セルフオーダーのオプションも用意されているため、席数が多いカフェや非接触で注文を受け付けたい店舗に向いています。

店舗ごとに必要な機能を追加しながら運用しやすく、スタッフの入れ替わりがあっても教育負担を抑えやすい設計です。国内外のサポート体制も案内されており、繁忙時間帯の多い店舗でも安定した現場運用につなげやすいでしょう。

POS+ food

引用元:https://www.postas.co.jp/food/
項目内容
主な機能商品管理・売上分析・顧客管理・オフライン対応
月額費用要問い合わせ
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード(POS+ Pay)
おすすめポイント飲食業特化・365日対応サポート・オフライン利用可

POS+ foodは、カフェに必要な機能を幅広く備えたクラウド型POSシステムです。POSレジに加え、テーブル管理・オーダーエントリー・キッチン連携を一体化しており、ホールと厨房の情報をスムーズに共有できます。

注文ミスや伝達漏れを防ぎやすく、モバイルオーダーや事前決済にも対応しているため、ピーク時の会計や注文対応の負担軽減にもつながるでしょう。

売上データをリアルタイムで把握できるほか、本部での売上確認や商品情報の更新、権限管理にも対応しており、複数店舗を運営するカフェでも使いやすい設計です。本部から各店舗への情報共有もしやすく、メニュー改定や運用ルールの反映を進めやすい点が特徴です。

導入後のサポート体制も整っており、中規模以上のカフェや多店舗展開を視野に入れる事業者に向いています。

USENレジ FOOD

引用元:https://usen.com/service/pos/tab/uregifood/
項目内容
主な機能売上分析・顧客管理・店舗管理
月額費用要問い合わせ
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード(USEN PAY)
おすすめポイント飲食業向けの充実した機能性とシンプルな操作性

USENレジ FOODは、飲食店向けに設計されたクラウド型POSレジです。POS機能に加え、モバイルオーダー・セルフオーダー・ハンディオーダーに対応し、カフェの業態や席数に応じた運用を行いやすい点が特徴です。

テイクアウトとイートインの税率自動切り替えやデリバリー連携にも対応しており、店内飲食と持ち帰りを併用するカフェにも向いています。売上は時間帯別・商品別に分析でき、混雑時間の把握や人員配置の見直しにも活用できます。

導入時から運用後まで対面サポートを受けられるため、設定や操作に不安がある場合にも検討しやすいでしょう。テイクアウトやデリバリーを強化したい場合にもなじみやすく、開業時のレジ環境をまとめて相談しやすい点も魅力です。

周辺機器や通信環境を含めて導入を進めたい店舗にも適しています。

STORES レジ

引用元:https://stores.fun/regi
項目内容
主な機能商品管理・在庫管理・売上分析・EC連携
月額費用無料〜(スタンダードプラン3,300円〜)
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード(STORES決済と連携)
おすすめポイントECサイトと在庫・売上を一元管理できる

STORES レジは、物販も行うカフェに向くクラウド型POSレジです。店頭とネットショップの商品情報や在庫を連携でき、オリジナルのコーヒー豆や焼き菓子、ドリップバッグなどを扱う場合でも管理が煩雑になりにくい点が特徴です。

STORESモバイルオーダーと組み合わせれば、テイクアウト注文の売上・在庫情報もまとめて把握でき、軽減税率にも対応できます。

さらに、STORES決済と連携すれば、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済にも対応可能です。注文・会計・在庫の流れをまとめやすく、複数チャネルの販売管理の負担軽減にもつながります。

iPadやiPhoneで導入できるため、省スペースで運用しやすく、店頭販売と通販を無理なく両立したい店舗にも適しています。日々の運用を統一しやすい構成です。

blayn

引用元:https://www.blayn.com/pos/product
項目内容
主な機能商品登録・売上集計・店舗管理
月額費用要問い合わせ
対応決済クレジットカード・電子マネー・QRコード
おすすめポイントコンパクトな端末とシンプルな操作性

blaynは、飲食店向けに設計されたタブレット型POSレジです。基本の会計操作は3ステップで進められるため、モーニングやランチで来店が集中しやすいカフェでも、会計をスムーズに進めやすいでしょう。

QR決済を標準搭載し、現金・カード・電子マネーの併用にも対応しているため、支払い方法が分かれる店舗でも運用しやすい設計です。商品・部門・テーブル別の売上分析やCSV出力も行えるため、時間帯ごとの売れ筋把握やメニュー改善に活かしたい場合にも向いています。

さらに、金額表示ディスプレイとQR読み取り用スキャナーを本体に備えており、レジ周りをすっきりまとめやすい点が特徴です。初めてPOSを導入する個人店や、省スペースで設置したいカフェでも導入を検討しやすく、スタッフ教育の負担も抑えやすいでしょう。

カフェのPOSレジ導入にかかる費用

カフェにPOSレジを導入する際の費用は、主に月額料金・初期費用・決済手数料の3つです。月額料金は無料で始められるものから1万円前後のプランまであり、注文管理やモバイルオーダーなどの機能を追加すると高くなる傾向があります。

初期費用は、iPadなどの端末に加え、レシートプリンターなどの周辺機器の購入費が中心です。キャッシュレス決済を導入する場合は、月額費用とは別に決済手数料もかかります。

補助金を活用できる場合もありますが、補助額や対象経費は制度によって異なるため、最新の公募要領を確認しておくとよいでしょう。

よくある質問

カフェのレジにはどんな種類がありますか?

大きく「従来型レジスター」「タブレット型POSレジ」「クラウド型POSレジ」の3種類があります。従来型は操作が単純ですが売上データの分析機能がなく、キャッシュレス決済との連携が難しいデメリットがあります。

タブレット型・クラウド型のPOSレジはデザイン性が高く省スペースで、売上分析・顧客管理・キャッシュレス決済に対応しているため、現在のカフェ開業では主流となっています。

POSレジの導入に使える補助金はありますか?

POSレジの導入には、中小企業・小規模事業者向けの「デジタル化・AI導入補助金2026」を活用できる場合があります。

インボイス枠(インボイス対応類型)では、会計・受発注・決済の機能を備えたソフトウェアに加え、POSレジ・モバイルPOSレジ・PC・タブレット、レシートプリンターなどの周辺機器も補助対象です。

補助額は、ソフトウェアが50万円以下〜350万円以下、ハードウェアはPC・タブレット等が10万円以下、レジ・券売機等が20万円以下で、補助率は3/4以内〜4/5以内、または2/3以内です。

制度名や公募スケジュール、対象要件は更新されるため、申請前に公式サイトで最新情報を確認してください。

参考:デジタル化・AI導入補助金公式サイト

まとめ

カフェ向けPOSレジを選ぶ際は、メニュー管理のしやすさ・キャッシュレス決済への対応・売上分析機能・テイクアウト対応の4点を軸に比較することが重要です。

導入コストを抑えて始めやすいタイプ、機能と安定性を重視しやすいタイプ、飲食業向けのサポートが充実したタイプ、物販との連携に強いタイプなど、それぞれに特徴があります。

長く使うことを前提に、操作性や必要な機能、サポート体制まで含めて総合的に見ていくと選びやすくなります。

飲食店に最適なPOSレジケーキ屋に合うPOSレジについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。